4月下旬、ウグイスが盛んに囀っていたころ

一生懸命巣材を運ぶエナガがいた。

そのエナガは隣家の庭木のてっぺんに営巣していた。

そろそろ巣立ちの時期を迎えた。
朝起きて様子を見に行くとすっかり巣立っていた。

巣立ったばかりの雛はパニック状態で、あっちに飛んだりこっちに飛んだり
飛べる距離もせいぜい10m、壁にぶつかって落ちる雛もいた。

巣立ったばかりの雛
イメージ 1


まだ落ち着かない・・・
イメージ 2


少し落ち着いてくると兄弟は集まって寄り添う
イメージ 3
この状態を「エナガ団子」という・・・

エナガは子沢山で通常7~12羽の雛が孵る。
今回は何羽の雛がいるか確認できないが・・・
イメージ 4
この4羽が最初の団子になった。

時折、親鳥が餌を運んでくる。
イメージ 5


その後6羽の雛と1羽の親鳥が確認できた。
イメージ 6
手前の一羽が親鳥です

しばらくすると雛たちは別々に行動し、
また集まっては団子状態になり餌を貰っていた。


これだけ沢山の雛が一斉に巣立つように
公平に育てるところがエナガの凄さです。