軽井沢町に隣接する御代田町の草越(くさごえ)地区では
一年中で一番寒い大寒の夜に、裸で寒水をかぶる奇祭がある。
 
 
夕方の6時を過ぎた頃、若者たち60人は
草鞋(わらじ)に赤ふん姿で地区の中央にある集会場を飛び出して
集落内に数か所設置された大桶の水を次々と被りながら地区内を巡る。
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頭には藁で編んだ兎巾を被っている・・・
 
 
今年は最前列に陣取って撮影に臨んだが、
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近すぎて・・・
 
 
水を浴びながらの撮影だった(ー_ー)!!
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レンズに着いた水滴でこの後しばらくは撮影できなかった(ー_ー)!!
 
 
地区内を回った男たちは高台にある熊野神社に被っていた兎巾を奉納し、
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五穀豊穣・無病息災を祈念する
 
 
 
兎巾を奉納したあと再び水を被りながら地区の中央に戻る。
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体の芯まで冷えきった男たちは藁を燃やして暖を取り祭りは終わる
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テレビ局の取材も沢山来ていた・・・
  
参加者の話によると外気温が氷点下になると水が暖かく感じるそうである
祭りが行われていた頃の外気温は±0℃前後だった。
 
昨日は平年より暖かかったので、水がとっても冷たく感じたそうだ。
 
「寒の水」は長野県無形民俗文化財に指定されている。