2019年10月
台風19号通過から2週間が過ぎました。
佐久地方では千曲川と支流の滑津川が大暴れしました。
千曲川と滑津川は水鳥の越冬池「東電調整値」の下流で合流します
数年前までカワセミが両方の川を行ったり来たりしていました。
滑津川でカワセミを撮影した場所は川幅が3倍になっていました
吊り橋は通行止めです。
上流では重機が複数入って復旧工事をしていました。
滑津川から越流した濁流は稲刈り前の水田に流れ込みました。
一方、千曲川の景色も全く変わっていました。
画面の右側が「東電調整池」です
佐久大橋上流には・・・
流された家屋の屋根?が残っていました
野沢橋付近も別の景色です
野沢橋上流が家屋崩落現場です
各所で復旧作業が始まっていましたが工事は長引きそうです。
台風19号で千曲川に架かるメインの進入道路橋が崩壊した海野宿。
秋の観光シーズンを前に復旧の見通しが立ちません。
国道18号線、海野宿の交差点を曲がるとすぐに通行止めです。
通行止めのバリケード脇から見える景色です
千曲川は前日の雨で濁っていました
道路橋の下をしなの鉄道が走っています。
しなの鉄道は安全確保ができないため運休しています
5kmほど迂回して入口の反対側に回ってみました。
橋台が流され橋が空中で途切れています
河川内では護岸の復旧工事が始まっていました。
幸いなことに海野宿の集落には水の流入はなかったようです。
土曜日なのにほとんど観光客が居ません。
地元の方も肩を落としていました
これが土曜日のお昼時の海野宿とは思えない景色です。
いつもの賑わいはどこにもありません。
どこまで行っても無人でした。
主要なアクセス道路が寸断されると観光地は致命的痛手です。
出来る限り早期の復旧を願います。
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