昨日のおさらいを少し・・・
父親が持ち帰った獲物は必ず母親に渡し、
母親が雛の待つ巣穴へ運ぶというルールがあります
ところが今回は母親が獲物を受取らない・・・というハプニングがあり
仕方なく父親が獲物を巣穴へ運んだ・・・が
普段は狩りだけの父親は雛に餌の与え方も分からずオロオロするばかりだった。
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父親♂は頭頂部が灰色、母♀は茶色で見分けます

そのころ母親は自分で捕まえたトカゲを木陰で頬張っていた
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母親はトカゲを一気に呑み込むと、猛烈なスピードで巣穴へ飛び込んできた
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父親ははじき出され

状況も理解できないまま
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巣穴から逃げるように飛び出した
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母は父親が投げ込んだ野ネズミを食いちぎって雛に与える
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4羽の雛はお行儀よく並んで順番に餌を貰います。

一方、巣穴から追い出された父親は近くの枯枝につかまって寂しそうな顔をしていた
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そして休む暇もなく次の狩りに出かけて行った
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親父の哀愁を感じる場面でした・・・

一方、雛に野ネズミを与えた母親は思いも寄らない行動に出ました。
巣穴から小鳥を一羽持ち出したのです・・・
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こんな行動は初めて見ました・・・
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雛たちも不思議そうに見ていた

いつもの止まり木に戻ると
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なんと、自分で食べ始めたのです
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余ほどお腹が空いていたのでしょう

小鳥を一羽食べ終わると、何食わぬ顔で見張りを始めました
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雛たちは幼いのでまだ自分で餌を引きちぎって食べられません
それを知っている母親は巣穴にヘソクリをしていたのかも知れません
そのヘソクリを父親に見られて慌てたのかも・・・

高度成長期のサラリーマン家庭にありそうな話でした・・・

このチョウゲンボウファミリーは見ていて飽きません。
しかし子育ての邪魔になるといけないので撮影は30分以内で引き上げるようにしています。