我家から東へ数キロ離れた場所で子育てをしているチョウゲンボウ
前回の撮影から一週間が経ちました
カメラをセットすると、母親はいつも通り近くの枝で見張りをしていました
巣穴ではお昼寝から目覚めた雛があくびをしながら空を見上げていました。
雛を撮影している間に母親はどこかへ飛んでいきました
初めて4羽の雛が確認できました。
間もなく母親が戻ってきました
母親とほぼ同時に父親も獲物を咥えて帰ってきました
今年の父親は野ネズミ狩りが得意なようです
いつも父親が帰ってくると一目散に餌を受取りに行く母親ですが
今回は様子が変です
父親が近付いても餌を受取ろうとしません
母親は翼の下に何かを隠しているようです
餌の受け取りを拒否された父親は母親の近くを行ったり来たり
ついに父親自身が巣穴に餌を運びました
雛はまだ自分で餌を引きちぎって食べることはできません
給餌に不慣れな父と雛たちは狼狽えるばかりです
過去の観察でも父親が巣穴へ餌を運ぶことは滅多にありません
ところで母親は何をしてたかというと・・・
自分のおやつにトカゲを捕まえていたのです(5枚目の写真を拡大)
親父に内緒で自分だけおやつを食べようとしていたところへ親父が帰って来た(ー_ー)!!
チョウゲンボウの子育てにはドラマがあります。
つづく