2009年04月
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落葉松
一
からまつの林を過ぎて、からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。
二
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。
三
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
北原白秋が軽井沢の唐松林を散策しながら作った詩である・・・(*^^)v
からまつの林の奥も
わが通る道はありけり。
霧雨のかかる道なり。
山風のかよふ道なり。
落葉松の芽吹きは地元の人々に厳しい冬から開放された喜びを感じさせる(*^^)v


四
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
からまつの林の道は
われのみか、ひともかよひぬ。
ほそぼそと通ふ道なり。
さびさびといそぐ道なり。
五
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
からまつの林を過ぎて、
ゆゑしらず歩みひそめつ。
からまつはさびしかりけり、
からまつとささやきにけり。
六
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
からまつの林を出でて、
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
浅間嶺にけぶり立つ見つ。
からまつのまたそのうへに。
落葉松の芽吹きの美しさに目を奪われ、可愛い花を見落としている人が以外に多い・・・(^^ゞ
上を向いて元気に咲き誇るのは、やがてマツボックリになる「雌花」・・・(*^^)v


七
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
からまつの林の雨は
さびしけどいよよしづけし。
かんこ鳥鳴けるのみなる。
からまつの濡るるのみなる。
八
世の中よ、あはれなりけり。
常なけどうれしかりけり。
山川に山がはの音、
からまつにからまつのかぜ。
「雄花」はピントを合わせるのも忘れるくらい地味で、葉も着けず下を向いて咲く・・(^^ゞ

雄花よ、あはれなりけり・・・

雄花よ、あはれなりけり・・・
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野鳥の撮影を始めてから3年半ほどになります(^^ゞ
この鳥に会いたくて毎日のように通ったフィールドで、昨日初めて出会えました(*^^)v
車の窓を全開にして走っているとオオジシギ独特の「ズビヤク、ズビヤク」という鳴声が聴こえた。
声の方向を探してみると目の前の草むらに隠れていました(*^_^*)
長い嘴を土の中に挿しこみミミズなどの虫を捕って食べます。

声の方向を探してみると目の前の草むらに隠れていました(*^_^*)
長い嘴を土の中に挿しこみミミズなどの虫を捕って食べます。

夜行性なので夜中に「ズビヤク、ズビヤク」と鳴きながら高度を上げて飛び、
急降下してガガガガーと大きな羽音を出して飛ぶディスプレイフライトを行います。
この様子から別名「カミナリシギ」とも呼ばれます。
昨年の探鳥会では暗闇の中から聞こえる雷のような羽音を午前3時から聴きに行きました(^^ゞ
急降下してガガガガーと大きな羽音を出して飛ぶディスプレイフライトを行います。
この様子から別名「カミナリシギ」とも呼ばれます。
昨年の探鳥会では暗闇の中から聞こえる雷のような羽音を午前3時から聴きに行きました(^^ゞ
想像していた大きさより少し小さく感じました・・・ドハトと同じぐらいです(*^_^*)


日本には夏鳥として4月から10月ごろまで滞在し、その間に繁殖します(*^_^*)
冬は9000kmも離れたオーストラリアで過ごします。
冬は9000kmも離れたオーストラリアで過ごします。
オオジシギ : チドリ目 シギ科 L=28-33cm 環境省レッドリストでは準絶滅危惧(NT)に分類されています

図鑑の写真としてはイマイチですが3年がかりで初めて会えた記念にUPします・・・(^^ゞ
写真は全て車中から撮影しました(^^ゞ

図鑑の写真としてはイマイチですが3年がかりで初めて会えた記念にUPします・・・(^^ゞ
写真は全て車中から撮影しました(^^ゞ
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