軽井沢町の観光名所の一つ雲場池

今日は雲場池を訪れるタイミングを考えます。
雲場池の駐輪場から池に近付くと真北を向いています。

午後4時に撮影した画像です
s-BM7A9348-1
水面に藻が沢山浮いてます
右側(東側)は西日が当たって明るいですが、左側(西側)は影になります
雲場池全体に日が当たって明るいのはお昼前後です。

軽井沢を源流とする地下水は火山性地質から湧出する浅間山の伏流水です。
火山性の地質を通過した地下水は二酸化炭素を多く含んでいます。
二酸化炭素を含んだ水は藻が発生しやすい。
(水中植物を育てる時二酸化炭素ガスを水中に注入するのと同じ原理です)
雲場池の池底には藻が大量に沈んでいます。
日光が当たり水温が上がると藻が光合成を始め、酸素が発生します。
晴れた日には光合成が活発になり、酸素を抱いた藻が池底から水面に浮かび上がってきます
写真で確認できるようにこれからの季節は水面に藻が浮いている場合が多くなります。

以上の理由から雲場池を訪れる時間帯は水面に藻が少なく全体が明るい
午前9時からお昼ごろまでがお勧めです。

追加画像1 午前9時撮影
s-BM7A9496
右側が少し影になりますが藻が少なくてきれいです。

追加画像2 12時撮影
s-BM7A9515
全体に日が当たってますが藻が増えてきました。

最近はコロナ騒動で観光客は極端に少なく静かな雲場池です。
新型コロナウィルス対策をしっかりしてお出かけください。